どうやら、井原は本当に辞めるらしい。
TVで記者会見の映像が流れたのだから、いくらなんでも事実なのだろう。どんなドラマにも終わりがあるのだから。
日本経済新聞に、武智氏が署名入りで井原引退を惜しむ記事を書いていた。武智氏の文章、サッカー観には共感、好感を抱いていたのだが、今回の記事には相当違和感を覚えた。
それは、代表デビュー当時に、(若さゆえのミスなどがあり)「観客席の失笑を買った」と言う下りである。冗談ではない。井原は少なくとも国内デビューを果たした、キリンカップのフラメンゴ戦(敵の主将はジーコだった)から、守備の中核であり、その後数ヶ月たった日韓戦(昨日言及)の時点で、早くも代表チームナンバーワンの実力を発揮していた。当時大学3年生だった訳で、抜擢は抜擢であった。しかし、彼はデビュー時点から日本最高の選手だったのだ。いや、アジア屈指の選手だったのだ。そして、その地位は、中田の登場まで継続する。
井原の問題は、20歳そこそこでアジア屈指のプレイヤだったにも関わらず、欧州への進出を指向しなかった事にあるのだが...
繰り返すが、武智氏に、いつどの試合いで氏が「失笑」したのか、直接問いかけたいくらいだ。
まあ、いいや。とにもかくにも、井原のプレイをもう見ることが出来ないのに変わりはないのだから。
