blog武藤文雄のサッカー講釈

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■ ワールドカップ予選、大番狂わせ

 ワールドカップ予選のオセアニア地区で、大番狂わせ。ニュージーランドが2次予選で敗退してしまった。2次予選は豪州で6チームがセントラル方式のリーグ戦を行い、上位2チームがホーム&アウェイの3次予選を行う方式(その3次予選に勝ち残ってなお、南米チームとのプレイオフと言うのだから、ワールドカップへの道は遠い)。常識的に考えて、豪州とニュージーランドの2国が順当に3次予選に残るものと予想された。ところが、この時点でニュージーランドが敗退してしまい、ソロモン諸島が勝ち抜いたのだ。
星勘定は試合結果星取表ご参照。ニュージーランドは、ソロモン諸島に3−0で勝ち、タヒチに10点差をつけ得失点差でも優位に立ちながら、(タヒチにも敗れた)バヌアツに2−4で敗れたのが痛恨。それでも、最終戦で豪州がソロモン諸島を破ればニュージーランドが2位となれたのだが、豪州はベストメンバを組まず、退場者も出たようで、2−2の引き分けに終わり、万事休す。そもそも、3次予選を見据えたら、最終戦で豪州が頑張る道理はないわな。もっとも、豪州はこれで極めてぬるい3次予選を戦う事になりそうで、南米とのプレイオフは相当厳しいものになるように思える。ビドゥカとキューエルが元気なうちに、1度は本選復帰を狙いたいところだと思うのだが。
 ニュージーランドと言えば、ちょうど1年前コンフェデで戦い、中田、中村の大活躍で完勝したのが記憶に新しい。創造的とは言い難いが、頑健で鍛えられたチームだった。
 先日韓国がモルジブに引き分けたのもビックリだったが、今回のニュージーランドは完全な予選落ちだからインパクトはより強い。いやあ、予選と言うのは本当に恐ろしいものなのだな、と改めて感じ入った。

 と言う事で、「9日のインド戦は油断なく」と言う大変月並みな話につながるのだが。考えてみれば、ニュージーランドは82年のワールドカップに堂々と出場し、ジーコを軸にしたブラジルに0−4で敗れたのだったな(ニュージーランドの関係者はこの敗戦を「誇りに思う」と言っていたが、確かに大健闘だった)。などと、本質には全く関係ない記憶を呼び戻しつつ、気持ちは3日後の埼玉に向かうのであった。
 頼むぞ、久保。

投稿時間 2004年06月06日
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