昨年のアジア大会で、抜群のチーム力を見せながら、ここに来てチームが崩壊するのではないかとも揶揄されている五輪代表。相変わらず、カタールだ香港だとお忙しい事で、Jリーグで奮戦中の選手をあちらこちらに連れまわす計画のようだ。まあ、相当な戦闘能力があるのだから、私としてはそれほど心配はしていないのだが。
と言う状況下で、2次予選の組み合わせが発表された。川淵会長のクジの引き方が巧いとか、山本氏は悪運が強いとか、様々な報道が行われているが、確かによい組み合わせだ。
私は、傍で言われるほど、サウジや中国が恐ろしい敵だとは思ってはいないが、バーレーンの方がより組し易い事は間違いないだろう。さらに、UAE、レバノンいずれも中東の強国であるが、最近の実績を考慮すると、戦闘能力的には相当な差がある。ただ、3国とも中東と言うのは、先方が戦うときは移動距離が少ないとか気候になれているとか、問題になるかもしれない。しかし、油断大敵とは言え、この組み合わせで総当たり戦で勝てないとすれば大問題だろう(3国でリーグ戦を行いその勝者が日本と一騎打ちをする形態ならばいざ知らず)。
冒頭に述べたが、少々チームがガタガタになっていても、さすがに予選が始まれば、山本氏も「テストごっこ」を止めるだろうから、6試合もあれば、チームは固まっていくだろう。本大会までは、数ヶ月しかなく、来シーズンは相当な過密日程となりそうなので、そう大量の準備期間が準備されない事が期待(!)できる。本大会まで、ある程度固まったチームをそのまま継続する事になろうから、今度はそうチームを崩すこともないだろう。中田、小野、高原、宮本(え、中澤?)あたりをオーバエージとして加えられれば、アテネでも相当な好成績が期待できるのではないか。
むしろ問題は五輪代表の位置付けだろう。以前より再三指摘しているが、現状A代表と五輪代表の強化には適切な連携があるようには見受けられない。先日、ワールドカップ予選の日程も発表されたが、五輪予選の詳細日程も近々固まるだろうから、その時点で改めて両代表の連携について、再度明確な定義を行うべきだと思うのだが。
