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■ 秋葉忠宏現役継続

 アルビレックスをクビになった秋葉が、ヴォルティス徳島への加入が決定、現役を継続する事になったとの事。隠れファンとしては、なかなか新しいクラブが決まらず心配していので、ヤレヤレである。
 
 秋葉はジェフに加入した2年目の95年に当時の清雲監督にボランチでレギュラに抜擢される。敵の攻撃を的確に摘み取る読みのよさ、敵への粘り強い対応、落ち着いた展開、見事なプレイを見せてくれた。
 その勢いに乗り、ワールドユースにも出場(予選のアジアユースでは代表入りしていなかったと記憶している)、ここでは田中誠が負傷したために3DFの中央を務めた。この大会の日本は準々決勝に進出しブラジルに敗れるが、何せ予選に勝ってワールドユースに出たのは初めて、チームとしても上々の成績と評価された。秋葉のプレイもなかなかよかった。
 秋葉はそのまま、アトランタを目指す五輪代表にも選抜される。予選ではほとんど出場機会はなかったが、本大会でも晴れてメンバ入り。本大会2試合目のナイジェリア戦(ブラジルに勝った所謂マイアミの奇跡の次の試合)、試合途中で負傷した田中誠の交替として(またしても田中誠のバックアップ!)センタバックに起用された。しかし、この試合では敵FWのスピードを止めきれず失点、試合後は「田中誠が壊れなければ」との評価もあり、秋葉としては悔しい思いの大会となった。
 ワールドユースにしても、五輪にしても、秋葉本来の守備的MFで使ってみたかった気もしたが、ワールドユースでは熊谷、五輪では伊東、服部と言った後日も日本サッカー界を彩るスター選手がこのポジションでプレイしていた。
 とは言え、中盤で強力な守備力が発揮できて、ボールを落ち着ける事ができて、DFまでこなせる器用さがあるだけに、この時点では大変将来を嘱望されるタレントだった。

 しかし、その後は負傷もあり、ジェフでも出場機会が激減。その後アビスパ、セレッソに移籍するもあまり出場できず。当時J2のアルビレックスに加入する事で、再びレギュラを確保し長きに渡ってアルビレックスの中心選手として活躍、J1昇格にも多大な貢献をした。
 残念ながらJ1昇格した今シーズンは出場機会が減り、とうとう来シーズンに向けては契約解除されてしまっていた。アルビレックスには老獪と言う意味ではこれ以上ない山口がいるので、同じポジションで経験を活かせる立場の秋葉は構想外になったと言う事か。

 あの95年の勢いからすれば、A代表まで目指せる可能性もあったように思えるが、MFとしては攻撃的な部分での特長が足りなく、DFとしてはフィジカルが今一歩だったと言う事かもしれない。しかし、新たなクラブは、野心あふれる新興チーム。今まで積み上げてきた秋葉の豊富な経験が、存分に活かされることが期待できよう。息の長い活躍を期待したい。

投稿時間 2005年01月17日
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