blog武藤文雄のサッカー講釈

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■ 頑張れ女子代表

 結局、本業を含む諸事都合で、1次リーグの生観戦は叶わなかった女子代表。やや格下の2チームに、キッチリと快勝し、いよいよ北朝鮮との決戦に挑む事になった。ここ数週間、女子代表の五輪出場の可否が一般マスコミにも取り上げられ、主軸選手がTVなどの取材を受ける事も増えている。日本代表のサポータたちにも、「4月24日国立決戦」が流通し、いよいよ盛り上がってきた。素晴らしいエンタティンメントの上、我らが大和撫子達が堂々と五輪出場権を獲得する事を確信している。

 とは言え、少しは冷めた講釈を垂れてみたい。
 冷静に過去の実績を考慮すると、「4月24日国立決戦」は、残念ながら北朝鮮の方が戦闘能力的には優位にあると認識せざるを得ないだろう。まずはこのようなリアリスティックな分析が必要なはずだ。そして、上田監督以下のスタッフと選手たちは冷静にその事実を認識した上で策を立てているに違いない。そして、その策は(事前に言ってしまえば身も蓋も無いが)冷徹かつ陰険に守備を固め、カウンタを狙うものとなるだろう。90分間集中に集中を重ねて守りに守り、ここぞと言うときに中心選手のヒラメキにより得点を目指す試合。サッカーのタイトルマッチとはそのようなものなのだ。
 しかし、いざ本番となるとどうだろうか。先方も相当な応援団動員が噂されているが、一方で日本サイドも相当数のサポータが熱狂的な声援を送る事になる。そして、選手たちにとっても余りに重いタイトルがかかっている大一番。サポータの熱狂的な声援下で、我らが大和撫子たちは前掛りになってしまう危険がある。また、攻勢に出た時にスタジアムの応援は、ついつい真っ正直にゴールを目指す単調な攻撃に陥ってしまう恐れもある。そして、それは戦闘能力で上回る北朝鮮の思う壺となる恐れがあるのだ。
 
 そのような状況を避けるためにも、「4月24日国立決戦」は、選手たちにも、サポータたちにも、「クールに燃える」と言うサッカーの大原則を守り切る事ができるかどうかを問われる試合となる。 我々は、「最高のサポータ」であると言う誇りを持って、大和撫子たちと共に「クールにクールに」戦わなければならないのだ。

 と、言いつつ、本業などが滅茶苦茶多忙なのです。土曜の夜、国立に行くための時間を確保するのが、最大の問題。最近、このような人生の目的と手段を間違えた状況に陥る自分自身に自己嫌悪に陥ってしまうのだが。
 いや、絶対行くぞ。この決戦を行かずとして何とする...

投稿時間 2004年04月22日
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