昨日、ベガルタに鉄槌を食らわしたベルマーレが山田監督を更迭すると言う。
試合開始前、ベルマーレの選手紹介時に山田監督の名がコールされた時に、ベルマーレサポータが一斉に白い布を振った。意図は不明だ。昔スペインで闘牛を見た時に、見事な技巧を見せた闘牛士に、スタジアム中が白い布を振ってその技巧を称えのを思い出したが、その通りの意図かどうかはコメントを控えよう。
そして試合は昨日の日記で散々嘆いたように、ベガルタは完敗、ベルマーレは怪勝。それにも関わらず、ベルマーレ監督山田氏は、試合後に更迭されてしまった訳。久々に勝ち点3を確保し、多くのサポータが幸福を感じているその晩に、監督更迭を発表する意味があるのだろうか。お父上がベルマーレサポータである私の少年団の教え子など、今日は嬉しそうに、「昨日は武藤さんに勝ったんだよね」と言っていたのに。
「そーか、ベガルタごときに勝った事は評価されないのか」、「ベガルタに1点差でしか勝てなかった事が更迭の要因か」などと、話を盛り上げる気持ちはないが...
確かに、山田氏の試合後のコメントを読むと、「この人は敵が1人少なかった事を理解していなかったのではないか」などと揶揄を飛ばしたくなる。これだけでも、野次馬からすれば「解任でいいのでは」などと。まあ、負け犬の遠吠えですな。
もっとも、山田氏は現役時代、豊富な運動量と丁寧なプレイ振りで活躍した好選手だっただけに、しっかりと周囲を把握する能力は存分にある人だと思う。おそらく、この記者会見は事前に通告されていた自分の解任がアタマにあり、自暴自棄になっていたのだろうか(後任の望月達也氏への疑問は無数にあるのだが、また別の機会に)。まあ、山田氏のボケっぷりはさておき、本当にベルマーレの不振に関して、監督を更迭するだけでよいのかは、疑問があるのだ。
はっきり言おう。ベルマーレの苦闘は監督人事以前の問題だと思う。私が勤務している会社には、平塚地区に関連会社を含めて数百人の従業員がいる。しかし、ベルマーレはここ数年営業活動には一切来ていない。私が関与させていただいているサッカー少年団同士が集まる交流試合、年に数回サッカー少年が200人以上集まるイベントがあるが、過去3年半ベルマーレからたったの1度も具体的な営業活動を受けていない。
そして、ベルマーレの平均観客動員は3〜4千人代である。昨日、1000人を超えようかと言うベガルタサポータが来て、ようやく5千人超。「チームが強いと観客が集まる」、「観客が集まるとチームは強くなる」だから「『チームの成績』と『観客動員』は鶏と卵」と、よく言われる。しかし、私は「鶏と卵」とは思っていない。当たり前の営業活動を行っていないのだから、ベルマーレは卵を育てていないのだ。
