blog武藤文雄のサッカー講釈

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■ 開幕を前に

 忙しいのですよ。ドイツに行くために(笑)。
 で、「ジーコのひみつ」も「トルシェ総決算」もまとめる自信がなくなりました。頑張るけれどね。
 そうこうしているうちに、ベガルタはよりによってヴェルディにPKPKPKで完敗(まあ、冷静さを欠いては負けだな、シーズンは長いのだから反省すべし、次節が池田と広大のCBと言うのも愉しみではないか)。さらに上田氏と山本氏のアテネ五輪コンビが退任(この2人の順番にこだわりを見てくれると嬉しい)。明日は坊主の大事なリーグ戦。ワールドカップと関係なく、日本のサッカーも動いている。
 ともあれ、開幕戦。そもそもいくら地元とは言え、ドイツを「優勝候補」と言う人がいるのが不思議だ。ベッケルバウア自身が、そんな事を思ってすらいないだろう。とは言え、そのようなドイツを上位に進めるために、欧州で最も前評判が低いポーランドと、ホームでのみひたすら強いが他国では精彩を欠くエクアドルを同グループにした。当然もう1国は32国中最弱のトリニーダトバコと思ったら、中米の曲者コスタリカ。クジを引いたマテウスが間違えたのか、どこかで行き違いが出たのか。しかも、開幕にバラックが出られないと言う。日本のように中盤の選手層が厚くない国は大変だ(笑)。
 74年の前の西ドイツ大会以降、前回優勝国が開幕を戦う事になっていたのだが、今回は何故地元国が開幕戦なのか。しかもその開幕で、いかにもいやらしいコスタリカと戦うとは。
 と言う事で、怖いもの観たさ。地元国が楽なグループすら抜けられないで1次リーグ落ちに進むのか、それとも伝統の強みで上位に進出するのか。と、あのまま逃げ切っていれば、偉そうに言えたのに。
 とりあえず、優勝の展望。可能性のある国はブラジル、アルゼンチンの2強に、イングランド、イタリア、フランスの5カ国。常識的には欧州からの優勝となるのだろうが、イングランドは不可解なメンバ選考(負傷上がりのルーニーに加え、無名の若者の抜擢)、フランスはジダンの引退発表。それぞれが悪影響を与えそう。とすれば、消去法でイタリアしか残らない。例のスキャンダルだが、この国は逆境になればなるほど、強みを発揮する伝統を考えても、結構可能性がありそう。
 しかし、私はあえて、決勝にブラジル−アルゼンチンを期待したい。共に攻撃ラインに創造的な名手を多数抱える伝統国、ほとんど叶わない望みとはわかっているのだが。いや、別に日本が上がっていく事を否定はしませんが。
 どこまで更新できるか、さっぱりわかりませんが、さあワールドカップです。皆でじっくり愉しみましょう。

投稿時間 2006年06月09日
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