blog武藤文雄のサッカー講釈

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■ ラグビー、日本−イングランド

 昨日は味の素スタジアムに東京−ベガルタを見に行くつもりだったのだが、体調が思わしくなく断念(あの完敗振りを見ていると、無理をしてでも行って応援すべきであったと反省しきり)。一日中、家でボーっとしていた。
 結果として、たまたまラグビーの日本−イングランドをTV観戦する事ができた。ラグビーのA代表マッチ(って呼んで正しいのかな)を見るのは久しぶり、面白かった。20−55と言うスコアは、サッカーで言えば、1−3くらいの敗戦か。ラグビーには全く素人だが感想を。
 まずイングランドと日本の大きな差は、厳しいプレッシャ下でのテクニックと見た。驚いた事に両軍の選手の体格(特に体重)には大きな差がない。昔(10〜20年前)は、ラグビー大国との差は、まず体格に現れていたのだが。しかし、テクニックにはまだまだ差があった。特に敵陣近くまで攻め込み、イングランドの守備のプレッシャが厳しい領域での、日本のパスは何かバタバタした雰囲気になってしまった。ラグビーのパスはボールの尖がり同士の頂点を結んだ直線を軸に回転させると、精度が上がるようだが、イングランドのパスはその回転がブレない。一方、敵陣近くでの日本のパスは回転がふらつく。幼少時からのボールなじみ方の違いか、大人になってからの経験の差なのか。
 また、後半半ば、20点差以上ついたあたりから、日本は再三猛攻をかけるが、どうしても最終ラインを破れない。逆に最終ラインあと一歩から、ボールを奪われ逆襲速攻から失点を重ねた。一度など、敵ゴールライン(と呼んでいいのだろうか)直前でインタセプトされ、そのまま100m近く独走されトライを許してしまった。このあたり、技巧に優れたチームがリードした後に後方に引き、敵に攻めさせて空いたスペースを狙うのは、全くサッカーと同じだと感心した。
 秋口のラグビーワールドカップ。日本の健闘に期待すると共に、列強の戦いをTV桟敷で観戦できるのは、また愉しみ。

投稿時間 2003年07月07日
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