blog武藤文雄のサッカー講釈

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■ 終了後短信

 ホテルに戻ってきて飲んでいる。
 試合終了時の悔しさは相当だったが、否定的な事、後ろ向きな事は、ジーコに土下座するまではもう書こうとは思わない。きっと行間には漂うだろうけれど。
 試合終了後、しばらく動けなかった。トシは取りたくないものだ。たったの90分間立ち続けて声を出し続けるだけで、身体が動かなくなるのだから。

 少なくとも、今宵はワールドカップ本大会で眼前で川口のPK阻止を観ることができた幸せに浸りたい。川口がゴールラインに立った時、21年前に生まれて初めて敵地の試合を観に行ったワールドカップ予選香港戦を想い出した。
「森下、助けてくれ」
 当然ながら、川口は大先輩のご加護など必要なく、スルナに打ち勝ったのだ。
 
 あの暑い中、消耗しながらも闘った選手たちは本当によく闘ったと思う。闘う姿勢は素晴らしかったと思うが、もう少し、ほんのもう少し、敵の意表を付く工夫があれば、日本以上に消耗していたクロアチアを崩せたはずだ。続くブラジル戦では、それが最大のポイントになる。
 ブラジルは既にトーナメント出場を決めている。闘志面で上回れるのは自明である。でも、ブラジルに勝つためには闘志だけでは足りない。 
 「勝たなければならない、しかもできれば2点差で」と言う状況でブラジルとワールドカップで戦う試合を、現地で観戦できる幸せを噛み締めたい。

投稿時間 2006年06月19日
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