blog武藤文雄のサッカー講釈

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■ 全32国出揃う

 ワールドカップ出場全32国が出揃った。
 
 スペインは初戦で勝負を決めていた。しばしば来日してくれる親日国?スロバキアだが、初戦1−3と突き放された後(退場者が出た事もあるのだが)、粘り切れないのが痛かった。ちょっと残念。強そうな割りに、本大会で今一歩な事で定評のあるスペインだが、相変わらずの強力な陣容。今回はどうなるのだろう。

 チェコが90年以来と言うのは、ちょっとビックリ。前回予選プレイオフの、ベルギーとの180分の戦いの末の、負け方の美しさは中々だったが、今回はキッチリと勝ち上がった。ネドベドが出場すれば、優勝は難しいにせよ上位進出の有力候補だろう。この国がトップシードに入るか否かは、抽選会での注目の1つ。

 豪州がウルグアイをPKで振り切り、久々の出場を決めた。過去幾度と無くプレイオフに泣かされ、今回についても一時はオセアニア枠1が確保されたかに思えたのがプレイオフ枠に回らされた。しかも相手がアジアや北中米では無く南米。さらに南米の5位が、古豪ウルグアイレコパ付と、最悪に近い展開。しかし、初戦で2点目を許さなかった粘り腰と、ウルグアイからの帰途でチャータ便を利用できたコンディショニングの良さと、名将ヒディング氏の招聘成功と(ヒディング氏の臨時監督振りを考えると、当方も母国に滞在しっ放しの現任者を非難してはいけないのだろうか)、レコパを下げたウルグアイサイドの不可解な采配などが、錯綜し堂々の出場決定。アジア連盟に加入した事で、公式戦で戦う機会が増えるライバルの悲願達成に、拍手を贈りたい。おそらく、今後この連中とは再三やり合う事になるのだろうな。

 最近幾度と無くタイトルマッチを戦い、すっかり顔なじみになったバーレーン。敵地で引き分けたのは良かったが、ホームでセットプレイから一撃を許し涙を飲んだ。アジアカップで我々の肝を冷やしたA・フバイルや、埼玉で自殺点をプレゼントしてくれたサルミーンらがドイツで活躍する姿を見てみたかった気もするのだが。しかし、一方で横浜FCで活躍するシルビオが本大会に出るのは、やはり嬉しい。横浜FCのサポータに、素直に羨望の想い。

 前大会で我々に涙を飲ませたトルコは、スイスに屈した。ほぼ互角の戦闘能力を持つ欧州の強国同士の死闘。再三述べているが、スイスの国旗の美しさは、我が国と並び世界屈指のもの。本大会でお手合わせしてみたい国だが。
 ちなみに、イスタンブールはいいな。3月のテヘランも中々だったが、それ以上にいいみたいだ。プレイオフでトルコと戦うのは、新たな人生の野望の1つか。

 さて32国が出揃った。
 連続出場記録を眺めて改めて感心させられる悔しい事実。ブラジルが18回連続(全大会)、ドイツが14回、イタリアが12回、アルゼンチンが9回、スペインが8回。その次の連続出場国がどこだかわかりますか?
 そう、韓国の6回なのだ。見事な記録だし、その記録の多くに我々が貢献していたのも歴然たる事実。繰り返すが、悔しいけれど見事な記録だ。

投稿時間 2005年11月17日
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