ユース代表は初戦北朝鮮戦、下痢騒動などもあり心配されたが、内容、結果的にも完勝。およそ番狂わせの可能性すら見出せない完勝だった。しかもエース格の梅崎が体調不良で不在だったのだから、恐れ入る。まずは順調な立ち上がりと言うところか、
さて、10月29日と言う日は、「横浜フリューゲルス消滅」と言う日本サッカー史上最悪と言っても過言ではない事態が正式発表された日だ。本件については、幾度となく過去から述べてきた。日本のサッカー界において、痛恨としか言いようのない人災だった。
ところで、今シーズンは横浜FCが好調、ついにJ1昇格が現実的な状況になりつつある。横浜FCとフリューゲルスの関係については様々な見解があるけれど、私は横浜FCは「ある意味において明確にフリューゲルスと言うクラブの後継クラブ」と言わざるを得ないと考えている。その横浜FCが、あれから8年経った今、ついにJ1に上がろうとしているのだ。さらにそのチームの中核に、山口素弘が存在しているのだから、何と言うドラマなのだろうか。
もしこのまま横浜FCがJ1に昇格すれば、来シーズンは最低2試合、公式戦でのマリノス対横浜FC戦が行われる事になる。考えてみれば、これはすごい事だ。両クラブの関係者は、過去は過去として全てを飲み込み、新たな港町のダービー戦としてその試合に臨む事だろう。それはそれでよいと思う。過去は取り返せないのだし、何よりも両クラブの現在の関係者のほとんどは、この人災の被害者であっても加害者ではないのだし。
ただし、あのような悲劇が再発する事だけはなきように、当時を振り返り続ける事は非常に重要な事だと思っている。 そのような意味からは、興味を引かれるのは、J1昇格が決まった直後の山口素弘のコメントである。彼は、J1昇格決定が秒読みに入った今、どのような思いでプレイしているのだろうか。それはあまりに重いものだろうが、その山口の思いを記録に残す事は、今後の日本サッカーの歴史のためにも非常に重要な事だと思う。
