blog武藤文雄のサッカー講釈

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■ オランダとの対戦

 ワールドユースの組み分けが発表された。日本は地元オランダと共に豪州、ベナンと同じグループとなった。16/24が2次トーナメント進出と言う94年ワールドカップまでのレギュレーションだから、まずは1勝以上するのが最低条件、試合経験と言う意味でも、この組み合わせは悪くないと思う。

 豪州のユースと言うと、4年前のアルゼンチン大会で完敗した記憶が何ともいやらしい。A代表(01年コンフェデの雨中の死闘は記憶に新しい)含め、世界サッカー界での存在を上げていこうと言うライバル国。この国に勝てるかどうかは、どの年代別チームでも、完成度を測定する1つのバロメータとも言えると思うだけに、対戦が愉しみ。
 ベナンという国はほとんど知らない。確か98年だか02年だかのワールドカップ開催国の1次募集?に立候補したのではないかと記憶している。その時調べたからだと思うのだが、ナイジェリアの隣と言う事くらいの認識があるくらい。おそらくブラックアフリカ独特の個人運動能力の高さが特長か。とすらば、若い選手にとっては、格好の経験となるだろう。
 そして、地元オランダ。考えてみると、オランダサッカー界と日本は色々なつながりがある。代表チーム含めて幾多のクラブで指揮を執り業績を上げたオフト氏から我々は幾多の事を学んだ。単独チームの外国人監督としてはおそらく日本初だったバルコム氏(JSL2部時代の読売)もオランダ人。欧州のゴールキーパの凄みをまざまざと見せてくれたディド・ハーフナも、オランダ出身(彼の息子が日の丸を付ける可能性があると聞くだけで嬉しくなる)。さらに、望月達也(前ベルマーレ監督)、小倉、小野、藤田、戸田ら、オランダリーグでプレイした日本人も多数。
 ところが、その割にこの国との対戦は、今までA代表ではなかった。今回、ユースとは言え、あのオレンジ色のユニフォームと対戦できる事はそれだけで愉しみ。欧州ではユースの試合は着目されづらいというが、地元大会の開幕戦だけに、それなりに観客も入り、日本選手は敵地で難敵と戦う経験も積めるかもしれない。

 いずれの敵も、大柄な選手が多い国。アジアユースでは、飽きる事無く平山の頭をめがけてフィードし続けた選手たちも、違うやり方を試みるはず。質の高いサッカーで上位進出する事を期待しよう。

投稿時間 2005年03月07日
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