関係各位のご好意で、我が少年団の4年生チームが、首記の大会に招待された。ベルマーレはもちろん、マリノスやアントラーズのジュニアの選手たちと同じ大会に参加できるのだから、本当に光栄な事だ。もっとも、当の参加する子どもたちには、その光栄さが中々伝わらないのだが。
ところで、この大会はGKを含めた5人制のミニサッカーで行われた。元々、子どもにとって11人制よりも少人数の試合の方が望ましいと言うのは、様々な方面で語られている定説だが、この大会に参加して改めてその定説が正しい事を確認した。
少人数サッカーのメリットは多数語られている。しかし、私は巷で語られているメリットよりも格段によいと感じた理由が1つある。それは「少人数の試合だと下手な子でも頻繁にプレイに参加し、活躍できる事」だ。大体、(少なくとも私が教えているレベルでの)下手な子と言うのは、技術が足りないとかそのようなレベル以前に、運動能力が低く思うように試合に参加できないのが最大の問題なのだ。自分で能動的にパスを呼べる子は、基本的に問題ない。ところが、自分が担当しているポジションにボールが来たのに対して、何とかトラップをして味方につなぐのが精一杯の子もいるのだ。それでも、そのような子でも毎週ちゃんと練習していると、スクリーンしてのキープはそこそこできるようになるし、ルックアップしてパスも出せるようになる。しかし、その子は着実に上達しても、周りの上手な子は同じ時間でもっと上達する。すると、11人制の試合では上達した子のレベルのテンポで試合は行われ、ますます下手な子は試合に「参加」できなくなる。
ところが、5人制だと頻繁に自分のところにボールが来る。もちろん、ミスをする事もあるし、抜かれる事もある。その方が多いかもしれない。しかし、よいタイミングでインタセプトして、チームメートにラストパスを通す機会も出てくるのだ。自分のミスで複数失点しても、自分のプレイで味方が得点すれば、子どもにとっては自信になる。そのような積上げによる「サッカーをプレイする愉しさ」を体得してくれれば、もう私の仕事はオシマイ。サッカー狂の出来上がりだ。
チームの練習では、再三少人数のサッカーを取り入れている。しかし、今回のように、招待サッカーと言う形態で、多くのチームと対外試合の形態で少人数サッカーの試合をできると、選手の緊張感もなかなかで、上記のような経験が積む事ができ、間違いなく子ども達は成長できたと思う。
このような切り口での少年強化を、微力ながら継続したいと思った次第。
