blog武藤文雄のサッカー講釈

10月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31

  過去の記事
  

  カテゴリー
  日記
講釈本編

日本代表
五輪
若年層
Jリーグ
女子
サッカー一般
海外
歴史
底辺
マスコミ
サッカー外

  ブックマーク
  武藤文雄のサッカー講釈
メインページです
blogトップ
blogトップに戻ります
日記バックナンバ
blogに移植中ですが時間がかかりそうなので、当面こちらからどうぞ

     検索


  

  Powerd by
  News Handler

■ 相対論的戯言

 世界各地でワールドカップ予選終盤の激闘が行われている。それにしても、高見の見物と言うものは気持ちがよいものだ。今日は現状の予選結果を、サッカーファンと言う立場を放棄し、日本代表サポータと言う立場からのみ語ろうと思う。

 ドイツにおける日本の目標はベスト8。1次リーグを2位以上で抜け、2次トーナメントでとにかく1勝。もちろん、その後も勝つにこした事はないし、ジーコ氏が「ベスト4を目指す」と言う意気込みは多いに評価されるものである。また、前大会のベスト16進出は、地元の利(特に1次リーグでシード国になったため、強国と対戦せずに済んだ事)があったのも事実だから、「あまり高い目標設定はいかがか」と言う考え方もあろう。
 しかし、現実的な目標は冷徹に見据えられるべきであり、私はベスト8進出を目標として捉えている。

 そこで、まず考えるべきは、1次リーグの組み合わせ。いつもいつも、怪しげな抽選で決まるグループ分けだが、原則は以下の考えで分けられるはず。
 まずシードとして、地元ドイツを含めた最強の8ヶ国。ブラジル、アルゼンチンの南米2強に加え、ドイツ(地元)、イタリア、イングランドなど欧州の6チームとなるだろう。続いて、欧州の残り8チームが2つ目のブロック。3つ目のブロックは、南米の残り2.5とオセアニアの0.5とアフリカの5で、合わせて8チーム。アジアは4.5チームで中南米の3.5チームで4つ目のブロック。そして、1次リーグの各グループは、これらの4ブロックから1チームずつで構成される。
 つまり日本は、最強国+欧州2番手国+南米またはアフリカまたはオセアニアの3チームと同じグループになると言う事になる。

 もっとも、シードと言える最強8ヶ国ををどう決めるのがそう簡単ではない。ブラジル、アルゼンチン、ドイツ、イタリア、イングランド、フランス(出られれば)と言った優勝経験国は問題無かろう。しかし、その次の2国は結構悩ましい。FIFAランクも高くいかにも強そうなオランダ、万年優勝候補のスペイン(これも出られれば)、欧州選手権決勝進出のポルトガルのうち、2国と言う事になるのだろうか。
 このあたり、シードを南米2強と欧州に拘らないと言う考えもあるだろう。特にメキシコについては、相当多くの方が世界8強国の一角と考えるのではないか。ただし、メキシコをトップシードにすると、上記したブロック数の調整が難しくなる(欧州を除いて、1次リーグでの同地域対決を避けると言う前提からだが)。他にも、シードの決め方はいくつか考えられる。最近はFIFAランキングなる胴元公認の序列があるが、これで決めようとすると、メキシコはもちろん合衆国までシード入りの可能性が出てくるは、イタリアやイングランドがシード漏れするはなど大混乱になる。FIFAは無視するだろうが、前回大会の成績に基づきシードを決める事を要求する国があるかもしれない。
 など、色々な方法が考えられるが、結局無難なところで、上記の地域別4ブロック方式に落ち着くだろうと考えている訳。

 で、今日の本題。上記の所謂3つ目のブロックを考えてみる。アフリカ勢は、過去実績のある強国であるセネガル、カメルーン、ナイジェリアなどが沈没。ほとんど予選勝ち抜きで満願成就と言う雰囲気が漂う初出場国が並んだ。決して油断する訳ではないが、本大会勝ち抜きに対する執念は、日本に比べたら劣る事が期待される。唯一本大会に複数登場しているのはチュニジアだが、日本はこの国への相性は抜群。さらに南米にしても、パラグアイはさておき、エクアドルは2800mの高地と言う地元の利をふんだんに活かしての勝ち抜きであり、破り難い敵とは思えない。まあ、アジアと北中米の予選が楽過て強国が早々に出場を決めてしまったのに対し、アフリカ、南米予選が厳し過ぎて強国が次々に脱落したと言う風に解釈できるのだけれど。
 つまり、日本が1次リーグ突破を狙うにあたり、少なくとも1チームはかなり勝ちを計算できる相手と同グループになる可能性が相当高くなったと言う事を語りたい訳。これはいいことですよ。自分でも「小さい人間だなあ」とつくづく思うけれど。

投稿時間 2005年10月11日
コメント(16)  Track back(0)