blog武藤文雄のサッカー講釈

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■ 子ども達の得難い体験

 昨日我が少年団の5年生、4年生は、得難い体験をした。
 県の郡市代表が出場できる5年生以下の8人制の大会に、地域代表として出場したのだ。
 元々、5年生が3人しかいないため、ピッチに登場する5人は4年生。相手チームのほとんどは全員が5年生。それでも幸運にも恵まれて、地域予選に優勝し、県大会に進出できたのだから、本当によくやってくれたと思う。
 そして迎えた県大会は、3チームないし4チームずつのグループリーグでトップのチームが2次ラウンドに出場する仕組み。3チームのグループは2回戦総当り、4チームのグループは1回戦総当り、各試合は6分ハーフ(ハーフタイム無し)、8人制だから60m×40mと言う狭いピッチで行われる。そして何と我がチームは、Jリーグチャンピオンチームのプライマリチームと同じグループになってしまったのだ。

 結果は実力どおり、Jプライマリには、0−5、0−3、さらにもう1つのチームに0−1、0−1、と1点も奪えず4連敗で大会を終えた。
 Jプライマリとの初戦。大会そのものの初戦で、子ども達はよい緊張感で臨んでくれた。しかし、開始早々、我がチームの強気でならす右DF(4年生)が、マークしていた敵FWと共に逆サイドを眺めていた瞬間、そのFWが視線後方にバックステップし、彼の視界から消えてしまう。その後消えたFWが突然自らの後方から走り込み、パスを受け慌ててカバーに入ったセンタバックを見事なテクニックで抜き去りラストパス。敢え無く失点してしまった。
 所謂FWの「消える動き」だが、くだんの右DF君は同年代の子どもにこんな突破をされた経験は無い。何が起こったか理解できなかったらしく、パニック状態に陥ってしまった。パニックはチーム全体に広がり、普段ならば問題なくできるトラップやキックにミスが連続、たった12分間で5失点。ハーフタイムが無いので、修正する指示ができなかった事も被害(笑)を大きくした。
 その後の試合は、そこそこ落ち着いてプレイできたが、実力差が出て1勝もできなかったと言う事。さすがにJプライマリには、ほとんど好機は作れなかったが、5年生のエースの子のドリブルは通用したし、直接FKから敵GKがセービングで逃れる場面くらいは作れた。もう1つのチームとの試合は、好機は敵の方が多かったが、当方も何度か決定機を掴めた。ただ、皆シュートが上ずってしまったのは、4年生がゆえのフィジカルの弱さか。
 ともあれ、トップレベルの同年代の少年に挑戦できるなど、子ども達にとっては本当によい経験になった1日だった。
 
 どうでもいいが、Jプライマリチームのユニフォームだが、完全に大人のチームと同じなのは面白かった。胸には自動車メーカ、背中には運輸会社(我々サッカー狂には暗い思い出を提供してくれた会社だが)それぞれのロゴがついていたりして。

投稿時間 2004年12月19日
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